医療創生大学歯科衛生専門学校で、「保険医療機関での実務」の授業として、歯科用レセコン(レセプトコンピューター)の講義・実習を行いました。
2026年10月30日に、デンタルシステムズ株式会社から社員2名の方にお越しいただき、クラウド型歯科用レセコン「POWER5G(パワーファイブジー)」を使用した実習を実施しました。
今回は、その講義・実習の様子をご紹介します。


レセコンとは
レセコン(レセプトコンピューター)とは、歯科医院などの医療機関で、保険診療の内容を記録し、診療報酬の算定やレセプト(診療報酬明細書)の作成などに使用するコンピューターシステムです。
歯科医院では、患者さんの情報を登録し、検査や治療の内容を入力しながら、診療記録や保険請求に関する業務を進めています。
今回の授業では、レセコンを通して、歯科医院での診療業務と保険診療の仕組みについて学びました。

クラウド型レセコン「POWER5G」で実習
今回使用させて頂いたものは、デンタルシステムズ株式会社が提供する、完全クラウド型の歯科用レセコン「POWER5G」です。

POWER5Gは、インターネット環境があれば、パソコンなどからアクセスして使用できるクラウド型のレセコンです。
従来のように、特定のパソコンや院内だけで操作する形とは異なり、場所にとらわれずに業務を行えることが大きな特徴です。

今回の実習では、デンタルシステムズ社のご協力により、学生用に約80個ものアカウントを発行していただきました。
学生たちはそれぞれ自分のパソコンを使い、実際の歯科医院で使用されているレセコンを、一人ひとりが操作しながら学べる機会は、とても貴重だと感じています。
そして、何より学生が楽しく学んでいたのが印象的でした。
患者登録から歯周治療の流れまで実践
今回の授業では、主に患者情報の登録から、歯周病の検査・治療に関する入力までを体験しました。
最初に患者情報の登録方法を学び、その後、歯科診療の流れに沿って、診療内容をレセコンへ入力していきます。
歯周治療では、初診から歯周基本検査、スケーリング、継続的な歯周病管理など、一連の流れがあり、今回の実習では、その流れを理解しながら、レセコン上での入力操作を学びました。
実際に操作してみると、患者情報の登録方法だけでなく、検査や処置の入力項目、診療記録と保険請求の関係など、さまざまなことを学ぶことができます。

第Ⅱ学科の学生もオンデマンドでレセコン実習
本校には、通学を中心とした第Ⅰ学科に加えて、オンデマンド授業を活用して学ぶ第Ⅱ学科(オンデマンド科)があります。
今回のレセコン実習は、第Ⅰ学科だけでなく、第Ⅱ学科の学生にも学んでもらいます。
第Ⅱ学科の学生は、オンデマンド配信を視聴しながら、それぞれのパソコンでPOWER5Gを操作する形で実習を行うことができます。
デンタルシステムズ株式会社の皆さま、ありがとうございました
今回の講義・実習は、デンタルシステムズ株式会社の皆さまのご協力により実現しました。
岩室社長のご承諾により、社員2名の方にお越しいただき、レセコンの操作方法や、患者登録から歯周治療までの入力について丁寧にご指導いただきました。
また、本校学生用に約80個ものアカウントを発行していただいたことに、心より感謝申し上げます。

これからの歯科衛生士には、従来の専門知識や技術に加えて、こうしたデジタル技術を理解し、活用していく力も求められると思います。
本校では、「国家試験に合格すること」をゴールにするのではなく、その先の歯科医療現場で活躍できる歯科衛生士を育てたいと考えています。
そのために、学生たちが在学中から実際の機器やシステムに触れ、経験を積める教育環境を整えていきます。
今後も、さまざまな企業の皆さまのお力をお借りしながら、臨床現場に直結する実践的な教育を充実させていきたいと考えています。
この度は、デンタルシステムズ株式会社の皆さま、本当にありがとうございました。



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