令和8年度 経産省 Go-Tech事業の採択について

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このたび、経済産業省の令和8年度「成長型中小企業等研究開発支援事業」、いわゆるGo-Tech事業に、私たちが取り組む研究開発テーマが採択されました。

研究開発計画名は「歯科診療支援AIシステムの開発研究」で、デンタルシステムズ株式会社と学校法人 医療創生大学による研究開発となります。

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Go-Tech事業とは

成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)は、中小企業者が大学等の研究機関などと連携して行う研究開発、試作品開発、成果の販路開拓などを支援する国の事業になります。
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/sapoin/index.html

これは経済産業省による事業で、補助事業期間は2年度または3年度、通常枠では3年度合計で9,750万円以下です。

我々の研究開発内容

開発内容は、私が2017年から行ってきたパノラマエックス線画像によるAI診断支援システムになります。

本研究の概要は以下のとおりです。

本事業では、約29,000枚のパノラマエックス線画像を活用し、う蝕・根尖病巣の高精度検出、歯槽骨吸収の定量評価、生活歯・失活歯分類を統合した歯科診療支援AIを開発する。診断の客観化・標準化を実現し、将来的な医療機器承認および事業化を目指す。

これまでの取り組み

私はこれまで、パノラマエックス線画像を活用した「歯科疾患AI」、「歯式AI」、「歯周病AI」、「歯科健診AI」、「お口年齢AI」の開発に取り組んできました。

人工知能と歯科⑥【お口年齢AIの開発】
本記事では、この度歯科エックス線画像を用いた「お口年齢AI」の開発と特許出願を行いましたので、その内容について解説させて頂きます。プレスリリース(PRTIMES 2025年10月28日)はこちら経済産業省 令和8年度「成長型中小企業等研究開…

今回の大型研究費の採択は、こうした取り組みをさらに発展させ、新たな社会実装に取り組む貴重な機会と考えています。

最後に

これまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございます。

歯科医療には、まだまだ見える化できていない価値があります。
AIを活用することで、情報をより分かりやすく、より客観的に、患者さんと歯科医療従事者の双方に届けたいと思っています。

将来的には、AI医療機器(プログラム医療機器)としての承認も視野に入れ、今回のGo-Tech事業採択を大きな一歩として、引き続き全力で取り組んでまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

【参考資料】
・成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業):経済産業省 関東経済産業局
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/sapoin/index.html

・デンタルシステムズ 株式会社(代表取締役:岩室圭一)
https://www.dentalsystems.jp/

・学校法人 医療創生大学 歯科衛生専門学校(学校長:田島聖士)
https://dh.isu.ac.jp/

プロフィール
田島聖士

日本大学松戸歯学部を卒業後、2004年から11年間、防衛省海上自衛隊の歯科医官として勤務し、2010年に遠洋練習航海(世界一周コース)で約5ヶ月間の洋上勤務(練習艦「かしま」)、2011年には東日本大震災で歯科災害派遣(護衛艦「ひゅうが」)の経験を持つ。
2015年からAOI国際病院 歯科口腔外科での臨床の傍ら、深層学習アルゴリズムを用いた歯科エックス線画像のAIシステム開発をし、2025年から日本初の「エックス線歯科健診」の社会実装を行い、「お口年齢AI」を開発した。
現在は、葵会グループ統括本部 DX戦略部長、医療創生大学 歯科衛生専門学校長、AOI国際病院 歯科口腔外科部長を兼任している。

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